2016年6月4日土曜日

JR北海道のローカル線に関するアンケート送付



北海道内の市民団体と連名にて、北海道選出の衆参議員および道議会の皆さまにJR北海道のローカル線に関するアンケートを6月3日(金)に発送いたしました。
回答の結果は、個人名は伏せ、集計して公表する予定です。

送付した依頼文書とアンケート内容をここに転載いたします。

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北海道選出の衆参議員および道議会議員の皆さま

JR北海道のローカル線に関するアンケートご回答のお願い

私たちは、北海道のローカル線存続を願う住民団体です。
昨年6月にJR北海道再生推進会議が「JR北海道再生のための提言書」を出して以来、JR北海道はローカル線の減便や廃止を明確に打ち出してきましたが、私たち地方住民にとって生活の足であるローカル線の減便や廃止は深刻な問題です。

この3月に新しく策定された北海道総合計画には、「交通基盤の充実」や「交通体系の充実・強化」が盛り込まれております。
また、北海道運輸局が平成25年3月に策定した「北海道観光推進戦略」においては、「観光交流の活発化等を通じた公共交通の維持・活性化」とありますが、あまりにも早急な運休や減便、廃止が進み、地元自治体が自助努力をする間もない状況です。
私たちは、“新幹線もあり、「その先の、道へ。」ローカル線もある”という北海道の未来を願っております。

つきましては、議員の皆様にJR北海道のローカル線についてのご見解をうかがいたく、このたび各団体連名で別紙の通りアンケートを実施することといたしました。

ご多忙の折大変恐縮ですが、期日までにご回答のうえご返送いただけますよう、ご協力の程どうぞよろしくお願い申し上げます。
なお、アンケートは集計結果を公表させていただきますので、あらかじめご了承くださいませ。

実施団体:
JR日高線を守る会
ふるさと銀河線沿線応援ネットワーク
三菱大夕張鉄道保存会
勝手に新十津川駅を守る会
新十津川活性化懇話会
一般社団法人北海道消費者協会
新ひだか町消費者協会
北海道鉄道遺産ネットワーク 

回答期限: 6月17日(金)まで

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Q1.北海道にとって、鉄路はどのような役割や意義を持っていると思いますか。当てはまると思うものにいくつでも〇をつけてください。(複数回答可)

① 地域住民の足
② 交通弱者の足
(学生やお年寄りなど運転免許を持っていない人たちの通院・通学、車いすの方など)
③ 道内外の観光客やビジネスマンなどの訪問者の足
④ 中・長距離の高速移動
⑤ 冬季の移動手段
⑥ 農産物などの貨物輸送
⑦ 地域のシンボル、歴史・文化の象徴
⑧ 環境負荷が少ない交通網
⑨ その他(                        )

Q2.鉄道ではなくバスを代替手段とすべきとの意見もありますが、バスに転換した場合の問題点として、当てはまると思うものにいくつでも◯をつけてください。(複数回答可)

① 定時性の低下(時間通りに来ない、鉄道より時間がかかる等)
② 運賃の上昇
③ 快適性の低下(揺れが多い、狭い等)
④ 交通弱者へのしわ寄せ(車いすでバスに乗れない等)
⑤ 冬季の移動機能の低下(雪道が危険、バス待ちがつらい、等)
⑥ バス会社の将来的な撤退による地域公共交通の衰退・消滅
⑦ 地域間交流減少による街の衰退
⑧ 全道的なバスの車両や運転手の不足
⑨ その他(                        )

Q3.「ローカル線は赤字だから廃止」との意見もありますが、道央圏や函館本線などの幹線も含む全路線が多額の赤字運営だということをご存知でしたか。

① はい
② いいえ

Q4.以上のことを踏まえて、北海道のローカル線は今後どうあるべきだと思いますか。もっとも近いものに◯をつけてください。

① より利用しやすいような増便やサービスの拡充
② 全路線の現状維持
③ 段階的な減便
④ 路線ごとに判断 →(※その場合の判断基準は?       )
⑤ 廃止すべき

Q5.Q4でそうお答えになった理由は何ですか。ご自由にお書きください。(自由回答)

Q6.その他北海道の鉄路について、ご自由にお書きください。(自由回答)    (例: 赤字の問題、上下分離、観光振興 等々・・・)

質問は以上です。ご協力ありがとうございました。

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